日本医師会副会長の今村聡氏の3月2日の定例記者会見から
「インターネットで「GLP-1ダイエット」と広告し、自由診療のオンライン診療で2型糖尿病治療に用いるGLP-1 受容体作動薬をダイエット目的で使用されている現状を問題視した。「医の倫理に反する。医師が医療機関の名の下に、このような状態に関与していることは同じ医師として大変遺憾に感じている」と憤りを隠さず、厚生労働省に対応を要求した。」
「不適切な適応外使用に伴う健康被害と、不適切使用が常態化している医療機関への医薬品流通について実態を把握する必要性を指摘。不適切な医療広告や医薬品広告に対するネットパトロールの仕組みでの取り締まりは、「限界がある」との認識だ。」
我々の業界でも同じように、治療薬の不適切使用を平気で行なっている施設はあるようです。
規制緩和と締め付けの塩梅は非常に難しい作業でしょうし、時代が急速に変化している現在尚更でしょうが、消費者が賢くなる以外になかなか有効な道筋は無いのかも知れませんね。
先日、姉夫婦がやってる町屋カフェ(堺市の古い街並み建物を有効利用する云々の一環ですが)にコーヒー飲みに行ったところ、上記一環のイベントが始まるようで雛人形だらけになっていました。