今シーズンは年末から雪が多かったので、1月のoffのほとんどは近くのスキー場を回っていて、娘の受験日も合格発表の日も滑っていて、「ちょっと有り得へんわ」、等と罵られていました。
息子には、「でもそう言うのって、そうあるべきと勝手に思い込んでるだけとちゃうの?(こいつなかなか判ってきたな!)」、と援護される始末でしたが、何処に居ようが娘の合格を十二分に祈っている訳なので、そんなのは全く意に介さず、2月に入ってからは、offは遠出をしています
昨日まで、八甲田で遊んできて、青森のB級グルメも食べてきました。
味噌カレー牛乳(バター入り)ラーメン、まあ普通に美味しかったのですが、その夜は一晩下痢でした。
高校時代、すぐ近くの食堂で、頻繁にカレーラーメン(ネチャネチャの)と焼きそば(水分の飛んだカラカラの)を食べていて、これが滅茶苦茶美味しくて、何年経っても忘れられず、結婚した頃に嫁さんを連れて行ったら、もう店はなくなっていて、ああもっと早く来ればよかったと強く後悔した事がありました。
昔食べたあれをもう一度食いたいなあ、と強烈に思う事ってあるんだけれど、(多分間違いなく)今食べると、何てことはない、それどころかちっとも美味くないんだと思います。
でも、あの頃は本当に美味しかった訳で、これってどういう事?。
美味しい物をどんどん食べるようになると、味覚はどんどん研ぎ澄まされて洗練されていく筈なんだけれど、でも悲しいかな、空腹時の食事に勝るものなんてなくて、いつしか空腹というものまで判らなくなってくるのかも知れませんね。
日に三度、決まった時間に食事をしていると(まあこれって当たり前だと思っていて)、空腹にあまり関係なく食べなあかん、と勝手に思い込んでしまっていて、いつしかカロリー過多、って人が多いのかも知れません。もうすこし軽い飢餓状態があればいいんだろうけど、それよりももっと空腹感って大事な気がします。
私の場合、今年の秋に予定している行事があって、それに備えて体重を落としていかないと駄目なので、週に一日、軽い断食を始めています(長寿遺伝子云々とかアンチエイジング云々とかでは全くなくて)。
少しは慣れてきましたが、でもまだまだその日は饑じいなあ。
2006年05月10日
ダイエット、皆間違ってない?
昨夜はスタッフに韓国料理連れて行け、と言われて、参鶏湯を食べました。
干しナツメ、高麗人参、松の実、栗、これらに、烏骨鶏とくれば、立派な薬膳料理
の出来上がりですが、あれだけ辛い、濃い〜、韓国料理に、これだけ薄い味付けの薬効
著しい参鶏湯、当然相性抜群です。
我々日本人の感じる韓国人の喜怒哀楽の激しさは、このような料理の激しさ(?)から
くるんだろうかと思わせるぐらいの激しさですよね。
あまりに滋養に富んだ食事のあとは、やっぱり元気になるのだけれど、当然寝つきは悪く、
それもあって遅くまで、細川氏とスカイプだったのですが、問題になっているTBSの健康情報番組の件で盛り上がりました。
白いんげん豆によるダイエット法とやらですが、含まれるフォセオラミンによる、ブドウ糖から脂肪への代謝阻害を利用しようと云うものです。
簡単に言えば、生で豆を食べて、消化不良をおこす(こんなの昔から当たり前なんだけど)、だから痩せる、のめちゃくちゃな論理なんだけど、ダイエット法そのものだけではなくて、番組の制作から、それに関わるサプリメントメーカーから、その太鼓もちのアンチエイジングドクター(何じゃそれ)まで、もうすべてがおかしくて、、、。
その辺の事情は、細川氏が詳しく書いてくれると思います。
韓国料理、大阪には旨い店がいっぱいあって、実は頻繁に食べに出向くのですが、やっぱり食べ過ぎる(腹八分目、難しいや)ので、今日は昼だけプチ断食です。
干しナツメ、高麗人参、松の実、栗、これらに、烏骨鶏とくれば、立派な薬膳料理
の出来上がりですが、あれだけ辛い、濃い〜、韓国料理に、これだけ薄い味付けの薬効
著しい参鶏湯、当然相性抜群です。
我々日本人の感じる韓国人の喜怒哀楽の激しさは、このような料理の激しさ(?)から
くるんだろうかと思わせるぐらいの激しさですよね。
あまりに滋養に富んだ食事のあとは、やっぱり元気になるのだけれど、当然寝つきは悪く、
それもあって遅くまで、細川氏とスカイプだったのですが、問題になっているTBSの健康情報番組の件で盛り上がりました。
白いんげん豆によるダイエット法とやらですが、含まれるフォセオラミンによる、ブドウ糖から脂肪への代謝阻害を利用しようと云うものです。
簡単に言えば、生で豆を食べて、消化不良をおこす(こんなの昔から当たり前なんだけど)、だから痩せる、のめちゃくちゃな論理なんだけど、ダイエット法そのものだけではなくて、番組の制作から、それに関わるサプリメントメーカーから、その太鼓もちのアンチエイジングドクター(何じゃそれ)まで、もうすべてがおかしくて、、、。
その辺の事情は、細川氏が詳しく書いてくれると思います。
韓国料理、大阪には旨い店がいっぱいあって、実は頻繁に食べに出向くのですが、やっぱり食べ過ぎる(腹八分目、難しいや)ので、今日は昼だけプチ断食です。
posted by Dr at 03:02| 食
2006年03月17日
大根おろし
フィットネスクラブの帰り、どうも蕎麦が食べたくて、いつもの店でいつもの辛味大根で食していました。
関西には、おいしい蕎麦屋が少なく、蕎麦好きの私にはかなり不満なんですが、定期的にどうも食べたくて仕方なくなります。
うどんのように、あたりはずれがほとんどなくて、どんな食べ方をしてもいつもおいしい、作るのも簡単、これとは蕎麦はあまりにかけ離れていて、なかなかおいしい蕎麦と言うのは少ないようです。
辛味成分であるイソチオシアネート、匂いの成分のメチルメルカプタン、これらは、抗酸化や抗炎症作用があって、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼはリグニンを多く含んでいて、これが空気に触れてさらに増加して、整腸作用を及ぼします。
大根おろし、恐るべし、ですが、焼き魚にはかならず大根おろしが添えられていて、過酸化脂質の多いコゲのマイナス作用(発癌物質等ですが)をうまく打ち消している訳です。
日本人が昔から食べている食べ物、食べ方には、実に理に適っているものが多く感心します。
いつもの蕎麦屋ですが、大根を自分でおろさないといけないのですが、これが意外とかなり大変で、おろし終わった頃には指の筋肉に乳酸がたまって、箸がうまく持てません。
大根おろしの器械、いつも持っていってやろうと思うのですが。
関西には、おいしい蕎麦屋が少なく、蕎麦好きの私にはかなり不満なんですが、定期的にどうも食べたくて仕方なくなります。
うどんのように、あたりはずれがほとんどなくて、どんな食べ方をしてもいつもおいしい、作るのも簡単、これとは蕎麦はあまりにかけ離れていて、なかなかおいしい蕎麦と言うのは少ないようです。
辛味成分であるイソチオシアネート、匂いの成分のメチルメルカプタン、これらは、抗酸化や抗炎症作用があって、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼはリグニンを多く含んでいて、これが空気に触れてさらに増加して、整腸作用を及ぼします。
大根おろし、恐るべし、ですが、焼き魚にはかならず大根おろしが添えられていて、過酸化脂質の多いコゲのマイナス作用(発癌物質等ですが)をうまく打ち消している訳です。
日本人が昔から食べている食べ物、食べ方には、実に理に適っているものが多く感心します。
いつもの蕎麦屋ですが、大根を自分でおろさないといけないのですが、これが意外とかなり大変で、おろし終わった頃には指の筋肉に乳酸がたまって、箸がうまく持てません。
大根おろしの器械、いつも持っていってやろうと思うのですが。
posted by Dr at 21:11| 食
2006年03月07日
根のもの
一昨日の日曜日は晴れの予報だったので、例の如く土曜の夜に出発でのスキー場でした。
福井県から奥琵琶湖を通って帰る途中、自転車でのポタリングに最適な場所を見つけて、もう少し暖かくなってからのお楽しみに、と息子と二人で下見に興じていました。ちょうど桜の名所にも近く、4月半ばあたりがよさそうだ。
帰路に寄った野菜市で、生ウコンを見つけたので、何故か多量に買って帰りました。ウコンは沖縄のものと勝手に思い込んでいたのですが。
案の定、帰るやいなや、「何でそんなにようさん生姜を買ってきたん。アホちゃうか。」娘にいたっては、「生ウンコ買ってどうするの?。」 トホホ。
ウコンには全然詳しくなく、食し方や保存法などまるで判らないので、生産者の方に直接電話で詳しく教えていただきました。ウコンは生姜科なので、なるほどよく似ているはずだ。クルクミンが豊富で、ターメロールやシネオール等の精油成分が含まれているらしく、肝臓だけでなく、私のような胃弱者にもよいとの事。効くのかどうか、一応試してみよう。
根に生えるものは、恐らく例外なく滋養に富んではいるのですが、当然その土壌によるところが大きいはずです。朝鮮人参にしろ、マカにしろ、田七ニンジンにしろ、その土壌の質でその効能に大きな差があるのは当然の事です。そうであるのに、非常に優れた土壌がどこにもある訳でもないのに、そんなに生産できるはずが無いほど大量消費されているサプリメントが実は幾つも存在します。何か間違っていると思いませんか。
福井県から奥琵琶湖を通って帰る途中、自転車でのポタリングに最適な場所を見つけて、もう少し暖かくなってからのお楽しみに、と息子と二人で下見に興じていました。ちょうど桜の名所にも近く、4月半ばあたりがよさそうだ。
帰路に寄った野菜市で、生ウコンを見つけたので、何故か多量に買って帰りました。ウコンは沖縄のものと勝手に思い込んでいたのですが。
案の定、帰るやいなや、「何でそんなにようさん生姜を買ってきたん。アホちゃうか。」娘にいたっては、「生ウンコ買ってどうするの?。」 トホホ。
ウコンには全然詳しくなく、食し方や保存法などまるで判らないので、生産者の方に直接電話で詳しく教えていただきました。ウコンは生姜科なので、なるほどよく似ているはずだ。クルクミンが豊富で、ターメロールやシネオール等の精油成分が含まれているらしく、肝臓だけでなく、私のような胃弱者にもよいとの事。効くのかどうか、一応試してみよう。
根に生えるものは、恐らく例外なく滋養に富んではいるのですが、当然その土壌によるところが大きいはずです。朝鮮人参にしろ、マカにしろ、田七ニンジンにしろ、その土壌の質でその効能に大きな差があるのは当然の事です。そうであるのに、非常に優れた土壌がどこにもある訳でもないのに、そんなに生産できるはずが無いほど大量消費されているサプリメントが実は幾つも存在します。何か間違っていると思いませんか。
posted by Dr at 20:13| 食